どうも、ぶたキムチです。
今回は、先日Googleより発表された「Google Stadia」が個人でゲーム開発をする上でのプラットフォームになるかどうかまとめました。
Google Stadiaとは
まずはGoogleStadiaの概要です。
Stadiaとはどのようなサービス
GoogleStadiaは、Googleが先日発表した登録制のクラウドゲームサービスです。
現在は月額1100円からの月額課金制のプランで配信を計画しているようで、配信開始時期は2019年11月からスタートとなるそうです。
2019年11月から配信開始をスタートする国は、以下の国です。
アメリカ | イギリス |
---|---|
ノルウェー | スペイン |
スウェーデン | イギリス |
ベルギー | フィンランド |
カナダ | デンマーク |
フランス | オランダ |
ドイツ | アイルランド |
残念ながら日本は2019年11月からではなく、2020年以降の配信となるそうです。
2020年からは月額課金制のないプランをスタートさせるとの情報もあります。
Google Stadiaに必要なもの
GoolgeStadiaで必要となるものは次のようなものが挙げられます。
・GoogleStadiaへの登録
・画面のある媒体(パソコン・スマホ・タブレット・テレビ)
・専用のコントローラ
・ネット環境
GoogleStadiaの登録
Stadiaの登録は日本では2020年開始なので、日本在住の人は2020年を待ちましょう。
画面のある媒体
Stadiaをプレイするには、パソコンやスマホ、テレビなどが必要になります。
Stadiaの魅力は、高スペックの媒体を必要としないことです。
PCゲーム = 高スペックなPCが必要というイメージがありましたが、Stadiaはそんな必要ありません。
ゲーム機の本体は画面の向こう側にあって、データのやりとりさえ行えばプレイ可能なのです。
なぜその仕組みが成り立つのかというと、Googleは200以上の国に配置したデータセンタがもとに動作や映像・音声入力のやりとりなどインターネット上で行うためPCやスマホなどのデバイスさえあればいいのです。デバイスを通してやりとりする従来のゲーム機格差が生まれないが特徴とも言えます。
ちなみに、Stadiaをプレイするパソコンのスペックの目安は、動画視聴ができる程度で大丈夫だそうです。
専用のコントローラー
Stadiaを始めるには専用のコントローラーが必要となります。
このコントローラーはwifi機能を持やGoogleアシスタント機能を備えるStadia専用コントローラーとなります。
さらに、youtube密着型のゲームコントローラーとなっています。
その理由は、コントローラーにはyoutubeキャプチャボタンを備えるなど、簡単にyoutube動画配信を可能にします。そのため、動画配信・動画コンテンツとの連携も強まることで、実況動画界もさらに盛りあがる一方でしょう。
ネット環境
ネット環境はどの家にもあるでしょう。家にネット環境がととのっていなくても、スマホ回線等からもプレイできるので安心してください。
ネット環境はあるなしが重要ではなく、これから到来する5GがStadiaを加速させると思います。
5Gの登場によりプレイ中の通信による遅延が起こりにくいのではないかと思います。
5G到来によりますます加速するストリーミングサービス
現在、動画配信もストリーミング市場が圧倒的に市場優位にたっています。
実際に国内でもかなりの市場を独占していると言っても過言でもありません。実際の統計データでも出ています。
総務省データ:http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h28/html/nc122220.html
海外ではNetflixやHuluが有名で、特にNetflixは圧倒的にユーザーが多いです。ここ最近ではディズニーも着々とストリーミングサービスに着手し、5年後にはNetflixを追い抜くとまで予測されています。
さらに、このストリーミングサービス市場は、5Gの到来により加速すると思われます。
現在よりもさらに高速通信が可能であれば、動画市場はますます拡大します。
やはり個人でも動画市場やストリーミング市場に常にアンテナをはっておくことが重要だと思います。
Unity×Stadiaプラットフォーム
マルチプラットフォーム「Unity」がStadiaをサポートするという発表ありました。
そもそもUnityとはどんなものか説明します。
Unityとは
Unityとは、ユニティテクノロジーが開発した統合開発環境を内蔵し複数の機材に対応するゲームエンジンです。
ウェブプラグイン、デスクトッププラットフォーム、ゲーム機、携帯機器向けのコンピュータゲームを開発するために用いることエオ目的としています。
Unityの特徴は、3D計算・影の付け方、メニュー遷移などプラットフォーム開発したことにより、誰でも簡単にゲームを開発できるようになったことが特徴です。
そして主な開発言語は「C#」
Unityの開発事例
それでは過去にUnityを使ってどのようなゲームやサービスが開発されたのか紹介します。
・白猫プロジェクト(コロプラ)
・PokemonGO(Niantic)
・teamLaBody(チームラボ)
・visiMax Mobile(竹中工務店)
・MOBIUS FAINAL FANTASY(スクエアエニックス)
上記のようにゲームだけではなく、商用や医療の現場でも使用されてる事例もあります。
Unityは、スマホやVR・ARデバイスなどの25以上のプラットフォームへの出力をサポートしており、SatdiaでもVR・ARの展開も期待されています。
Unityエディタを使いStadia向けの開発や公開をすることが可能であり、既存のUnityゲームをStadiaに移行することも可能であると考えられます。
個人開発のインディーズゲームもStadiaに参加可能か
結論からいうと、「わからない」が答えです。
色々なサイトを調べたのですが、現時点では個人で参加可能かどうかは不明です。もし可能であれば、unity instant Gamesの機能拡充を待たずしてダンロード不要なマルチプラトフォームゲームを作ることができそう。
私個人の見解は、個人でUnityを使ってゲーム開発をしリリースすることは難しいのではないかと思います。
理由は、個人でゲーム配信できたとしても、月額課金制をとる以上は、ゲームもそれなりのクオリティ出なければいけない気がします。
個人収益として目をつけておくのはアリ
現在は何もわからない状況ですが、iPhoneアプリゲームが爆発的に普及した背景がありますし、個人としてゲーム開発に参入するチャンスはなくはないです。
また、Unityを使ってゲーム開発を個人的に勉強するのは、個人スキルが身につきます。
誰でも簡単にゲーム開発ができてしまう今、この分野を勉強する他ないでしょう。
また、Unityでのゲーム開発はC#を使用します。プログラミングの勉強がてらゲーム開発するのは一石二鳥だと思います。
stadiaのリリースと同時に大きな波に乗れるように準備しておくことをおすすめします。
Unityの勉強に興味がある方は以下の参考書をおすすめします。
以下の参考書はUnityの基礎とC#の基礎が同時に学べます。
まとめ
今回Googleが発表した、Stadiaは個人的にはとても楽しみな発表でした。
もちろんプレイする側として楽しみたいのはもちろんですが、
より個人でゲームを作成して配信することへのハードルが下がり、簡単にゲーム作成ができるのではないかと期待しています。
これから、5Gが登場しyoutubeをはじめとした動画配信や、ストリーミングゲーム市場が大きくなることは間違いありません。
個人の収益拡大としても、このストリーミングや5Gの波に乗るべきだと思います。
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