【Linux】vmstatコマンドの使い方と見方

vmstatコマンド Linux
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メモリおよび仮想メモリの詳細な状態を監視するための、vmstatコマンドについてまとめました。

vmstatコマンド

vmstatコマンドは、仮想メモリやメモリの統計情報を表示するために使用されるコマンドです。

vmstat [表示間隔(秒)] [回数]

3秒間隔で5回統計情報を表示する

vmstat表示内容の説明

procs

r : 実行待ちプロセス

b:スリープ状態のプロセス数(割り込み不可)

memory

swpd : スワップサイズ(単位はKB)

free : 空きメモリサイズ(単位はKB)

buff:バッファに割り当てられているメモリサイズ(単位はKB)

cache : キャッシュに割り当てられているメモリサイズ(単位はKB)

swap

si : ディスクからスワップインされているメモリサイズ(KB/秒)

so : ディスクからスワップアウトされているメモリサイズ(KB/秒)

io

bi : ブロックデバイスからの入力(単位はblock / sec)

bo : ブロックデバイスからの出力(単位はblock / sec)

system

in : 1秒当たりの割り込み回数

cs:1秒当たりのコンテキストスイッチの回数

※コンテキストスイッチは、CPUが現在のプロセスを一時停止させ、別のプロセス再度処理を実行すること。

cpu

us : 一般のプロセスが実行されていた時間を表示(ユーザー時間)

sy : Linuxコール・システムコール等で実行した処理時間の割合(システム時間)

id : アイドル状態の時間の割合(CPUが何もしていない時の状態の割合)

wa : ディスクIOの待ち時間の割合

st :  仮想環境上でゲストOSがCPUに割り当てられなかった時間の割合

参考にした資料・教材

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