みなさん、こんにちは。ぶたキムチです。
今回は、大学院卒で第二新卒で就職をしてわかった4つのことについてお話ししていきます。
現在、転職活動を検討している第二新卒・20代の方には、大学院卒の方もいると思います。
大学院生の転職活動の疑問として
「大学院卒でも3年以内だったら第二新卒転職?」
「大学院卒は学生時代の研究は評価されるの?」
自分も大学院を卒業して新卒社会人としてスタートを切ったのですが、
希望の仕事と合わない、会社が嫌すぎて1年ちょっと働いて転職活動をしました。
しかも未経験職種にチャレンジしたので、計り知れない不安との勝負でもありました。
ただそれでも転職活動は成功しました。その時感じたことを交えてお話ししたいと思います。
そんな経験の中わかった、大学院卒の転職事情でお伝えしたい4つのことをお話ししていきます。
アウトラインは以下の4つです。
・大学院卒は第二新卒転職になるのか
・大学院卒も研究面が評価されるのか
・大切なのは今の仕事
・大学院卒の転職活動のタイミング
それでは、順番に説明していきます。
大学院卒は第二新卒転職になるのか
大学院卒の場合は、一般的には新卒で入社した会社が3年以内であれば第二新卒扱いになります。
その前に第二新卒の定義を確認しましょう。
学校を卒業後1~3年で、転職または就職を志す若年の方々(25歳前後)
(マイナビジョブ20’sより)
第二新卒とは、一般的に学校を卒業後一度就職したけど、数年いないに離職し、転職活動する若手求職者をさします。
一般的に、この数年というのは1〜3年以内という定義があります。
これを考慮すると
大卒の場合、第二新卒の適用年齢は22〜25歳
大学院卒の場合、大学院卒の適用年齢は24〜27歳
ということになります。
ただし、私が経験して分かったことは、大学院卒の第二新卒転職する場合、ウラ制限があります。
・大学院卒でも第二新卒として扱われるのは26歳まで
・大学院卒でも修士が対象であり、博士は厳しい
一般的には3年と言われていますが、これはあくまで一般的な見解です。
そもそも企業側がどんな点において第二新卒を魅力に感じているのでしょうか。
・社会経験が少ない分柔軟性がある
・まだ若いために企業風土に染まり
・能力開発をして伸び代も期待できる
なぜ大学院卒は明確な年齢制限があり第二新卒扱いになりにくいのでしょう。
実際に転職エージェントの方から頂いた情報ですが、
大学院卒の場合は26歳と27歳では、転職活動の仕方も変わってくるとのことでした。
大卒の第二新卒と同じように柔軟性や企業風土に染まりやすいことなど魅力な点は変わらないですが、
大学院卒の魅力は、「専門性」です。
大学院卒の方は、学部卒の人と違って専門性を取得するために、人より多く勉強してたと思います。
専門性があるから、大学院卒は「大卒の第二新卒」という枠に入るのが難しいのです。
企業側の認識として「2年間の専門性」=「スキル」となる場合が多いですが、
企業側も社会人経験が浅い新人を中堅の人材とみなす訳ではないです。
やはり、社会一般的な年齢で言えば、27歳はそこそこ経験を積んできた社会人5年目という認識もあるがあります。
そのため、「2年間の専門性」=「キャリア」ともならないです。
ゆえに大学院卒の第二新卒は26歳がギリギリなのです。
多少社会人経験が浅くても、第二新卒としてポテンシャル採用してくれます。
大学院卒で27歳以上の場合:
第二新卒扱いではなく、30代のそこそこ経験を積んだ社会人枠(中途採用)となる場合があります。
不安になったら、外部に相談しましょう。
私が登録してよかったエージェント
また、転職に悩んだら、以下の本を読むと
自分の転職基準を決めるいい判断材料となります。
大学院卒も研究面が評価されるのか
大学院卒の方が疑問に思うこととして、
「大学院卒の転職の場合は、学生の研究が評価されるのか」
この結論は、
そもそもこの疑問を持つ多くの人が勘違いをしているのは、
学生時代の研究 = 仕事のスキルに直結
これはごく一部の人だと思っています。
確かに研究で得た専門性は、おそらく社会人になってからも重要になります。
しかし研究内容が仕事に直結するという考えは正しいとは思いません。
大切なことは、自分がしてきた研究を通して、身についたこと学んだことが何かを考えることが重要です。
色々なサイトを見ると
「大学院生の武器は『専門性』だから、これを転職ではアピールしましょう。」
と書いてありますが、この本質は専門性をアピールすることだけではないと思います。
自分が転職時に、研究内容を絡めて武器にした内容は、
この3つの軸を意識して、専門性をアピールしまくりました。
専門性をアピールしたい
先程、「学生時代の研究」 = 「仕事のスキルに直結」となるケースは少ないとお話ししました。
しかし、絶対ではありません。
「大学で磨いた専門性があるにも関わらず、新卒でその専門性を活かした仕事ができない。」
「どうしても大学院で学んだことを仕事に活かしたい」
専門性が仕事スキルに直結する求人も中にはあります。
そこで、「大学院生」×「研究職・エンジニア職」に特化した求人を見つけ、より専門性に特化した転職活動を行うことが可能です。
私がおすすめしたいのは、「アカリク」です。
専門性をアピールしたい場合や、専門性を活かした転職活動をしたい場合に、
是非活用していただきたいエージェントです。
総合転職サイトにはない求人が非常に多いため、一度面談をして求人を提示して転職活動の指針を見極めることをおすすめします。
以下の記事に、アカリクエージェントを含めた転職エージェントについてまとめました。
活用するメリットについてまとめています。
今の仕事も大切
大学院卒でも転職時に大切になってくるのは、学生時代の研究だけではありません。
現在の仕事も大切な要素の一つです。
これは、自分の経験ですが、
自分は社会人経験が浅く、自分の仕事のなんて経験が浅く語れるエピソードなんてなく自信がなかったです。
どちらかというと学生時代の研究について語るほうが自信がありました。
しかし、面接では想像以上に現在の仕事ぶりについて質問されます。
この経験で気づいたことは、
会社が過去の研究内容や現在を知りたいこと
「学生時代」→「前職」→「受けている企業」にどんな経緯があって今に至ったのか
つまり、その人の考えや行動、性格といったあなた自身を知りたいのです。
その上で今の仕事ではどんな考えを持って成果をあげているのかを知りたいのです。
それに、過去の自分の考えと、就職して仕事を経験した自分の考えは変わっているはずです。
過去のことだけをアピールしても、面接では意味がありません。
ここは大卒も大学院卒も変わらず、さらには転職も新卒の就活も変わりません。
大切なのは、「今のあなたが出来上がった経緯」を面接で伝えることです。
大学院卒の転職活動のタイミング
最後に伝えたいことは、「大学院卒の転職活動のタイミング」です。
おそらくこの記事を見ている人は、大学院卒で転職活動を考えている人だと思います。
ただ行動できず転職活動で迷っている原因って次のようなことだと思います。
「大学院まで行って3年以内に転職か」
「せっかく大企業に就職できたけど、このままじゃあいけないな」
「大手に就職したけど自分の希望していた仕事と違うな」
今は転職なんてできないのが現状だと思います。
でも、転職活動を開始する一つの目安として提案したいのが、
「将来を見据えて、今の会社であと3年は仕事を続けられるかどうか」
これを考えたと時に、将来も見据えて3年続けられるのであれば
経験を積んだ方がいいと思います。
大学院卒で3年以上の経験を積めば、転職活動に困ることはないと思います。
しかし、今の会社で3年は絶対に続けられない人は、
今からでもいいので転職活動の準備をした方がいいです。
理由は、どうせあと3年以内に転職活動を検討しているなら、
今から行動していい求人にアプローチをした方が無駄な時間を過ごさなくてもいいからです。
正直、転職の求人は流動的で、自分がいいと思う求人なんてある時ない時の差が激しいです。
「よし転職活動するぞ」って行き混んだ矢先に、全然求人がないなんてよくある話です。
そのため、もう転職することが3年以内に確定している場合、転職サイトに登録して求人を探して動いた方が吉です。
先ほど、大学院卒の転職年齢は26歳と27歳に差があるというお話をしました。
大学院卒の場合、そこそこ年齢を積んでいるので、転職活動でうかうかしてられないのが現実です。
今の会社で3年以内に転職を考えている人は今から行動しましょう。
求人数の多く登録して損はない転職サイトを記載しておくので、よかったらぜひ。
大学院生に強い転職サイト
20代に強い転職サイト
まとめー大学院卒の転職は見極めを大切にー
今回は大学院卒の転職活動でわかった4つのことについてお話ししてきました。
大卒と違い、2年間専門性を極めてきたことは、転職にはいい面でもあり、悩みのタネにもなりやすいです。
しかし、年齢が!って焦って転職活動するのもリスクを伴うので、
まず転職活動をするなら、仕事しながらできるリスクの少ない行動から起こしてみるのもありかもしれません。
みなさんの転職活動がうまくいくことを願っています。
また、現在コロナで就職・転職困難となる中、より転職していいのかジャッジが難しいと思います。
でも、自分の転職・企業選びの軸をしっかり持って、先を見越した行動を起こせば、きっと良い方向に状況が転じるはずです。
自分も有益な情報を発信できるように頑張ります。
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