みなさん、こんにちは。
ぶたキムチ(@butakimuch)です。
今回は奨学金についてお話ししたいと思います。
大学で奨学金を借りて、社会人になりコツコツと返済をしている人もたくさんいると思います。
しかし転職活動をしたり、会社をやめたり、何かとライフイベント等で毎月の返済がなかなか進まない人も多いと思います。
私は、転職して本当に困ったことは、奨学金の返済に追われてしまったことです。
就職して1年で転職をしてしまったために、安定した収入が見込めず、返済に苦しんだ月もありました。
そこで、現在奨学金を返済している人、これから奨学金の返済をスタートする人に向けて、
奨学金の上手な返済の仕方と、安定して奨学金を返済する方法をご紹介したいと思います。
1.奨学金の貸与額と返済額を知る
(画像:PRESIDENT Online )
まずみなさん、奨学金を毎月いくら借りてきて、毎月どのくらいの返済額があるか、返済期間を把握していますか。
これから返済がスタートする人は、毎月どのくらいの金額を返済したらいいあイメージつかない人もいるかと思います。
イメージとして、大学4年間奨学金を借りると、
毎月2万円〜3万円の返済を、20年間ぐらい続けるというイメージです。
一般的な返済額の平均額は、1万7000円だそうです。
(参考:現代:奨学金滞納者急増、その意外なワケ)
もちろん学生時代に、たくさん奨学金を借りていた場合や、大学院時代も奨学金を借りていた場合、より月々の返済額も返済年数も増えます。
そもそも自身の月々の返済額を把握していなければ、返済の計画を立てることもできません。
現在、自身の奨学金の返済に関する情報を知らない方は、スカラネットパーソナルで確認しましょう。
2.奨学金を返済しないと発生するリスク
奨学金が返済できない・・・
奨学金の滞納を続いてしまった・・・
労働者福祉中央協議会のアンケート調査によると、
30代前半のまでのうち4割の方が奨学金の返済に対して「苦しい」と感じているそうです。
そのため、返済を滞納してしまう、返済できなくなってしまうという状況が起きてしまう方もいるかと思います。
奨学金を返済しないと一体どうなるのでしょうか。
参考:以下のリスクの詳細は日本学生支援機構のHPをご覧ください。
リスク1:年一定の割合で延滞金が発生する
奨学金を延滞が続いてしまうと、延滞している割賦金(利息を除く)の額に対し、
年(365日あたり)一定の割合で返還期日の翌日から延滞している日数に応じて延滞金が賦課されます。
これは、借りている奨学金の種類によって延滞金が変わってきます。
リスク2:債権回収会社から電話がかかってくる
これは、延滞をしていた場合、頻繁に電話がかかってきて、請求が行われるそうです。
電話がかかってくるのは、借りているあなただけではなく、保証人の方にも連絡がきます。
リスク3:個人信用情報機関に登録される
返還開始から6か月経過後に、延滞3か月以上となった場合、個人信用情報機関に、個人情報を登録する対象となります。
これはいわゆるブラックリスト登録です。
経済的な信用性が低いと見なされ、必要な時にローンを組めなくなる、クレジットが停止するなど、
生活に支障をきたします。
リスク4:一括で返済する必要がある
返還期日が到来していない分を含めた返還未済額(発生済利息を含む)
及び延滞金について、全額一括での返還を請求します。
リスク5:給料がなくなる
返済に応じない場合は、保証機関が強制執行にいたるまでの法的措置を執り、給与や財産を差し押さえます。
これはかなり致命的ですね。
3.奨学金を計画的に返済するには
奨学金は無理なく返済していくことが必要です。
無理のない返済計画を立てる
みなさん、自分が返済する金額と期間を確認したかと思います。
そしたら、自分の収入と支出と照らし合わせて、どのくらいの金額を返済にかけられるのか、余力があるのか知ることが必要です。
大学を卒業すると返済がスタートします。仕事をし始めると、慣れない環境や仕事に追われて、奨学金の返済が始まることをうっかり忘れてしまうことはありがちです。
そうならないためにも、常に自身のお金の管理はしておくこと!
その中で、自分が無理なく返済していける金額にすることが大切です。
返還期間の変更をすることで月々の金額を変更することができます。
↓詳細はJASSOのホームページをチェック!
返還期間の変更
繰り上げ返済を活用する
繰上返還とは
第一種奨学金、第二種奨学金とも返還期日の到来していない割賦金を繰り上げて返還することができます。
奨学金の全額又は一部繰上返還を希望するときは、スカラネット・パーソナルから申込をしてください。
(引用:JASSO 繰上返還-概要-)
繰り上げ返済は、返還期日がきていない場合でも、一括でまとまったお金返還することで、
通常で返還する予定の利息を繰上返還した回数に応じてカットすることができます。
例えば、ボーナスなど臨時でまとまった大きなお金が準備できた場合に、
繰上返還を申請したりして、返済期間を短くすることが可能です。
「これから結婚や出産か、お金がかかるな。」
「住宅ローンが・・・」
「奨学金の返済が済んでないし、今は無理だな・・・」
など奨学金が残っているせいで、今後のライフイベントになかなか手をつけられない、
こんなことを思う人は多いのではないでしょうか。
これは、やっぱり奨学金を早く返し終わりたい!っていうのは全員同じ気持ちですよね。
私もその一人です。
みなさん焦らず、コツコツ返しましょう。
4.奨学金を効率よく返済する方法
コツコツ返済することも大切ですが、もっと効率よく返したいのが全員の本音ですよね。
私が実践した方法です。
収入源を複数持つ
私が実践した奨学金を効率よく返済する方法は、副業等で複数の収入源を持つことです。
正直、自分自身が頑張る以外ないですが、どうしても今の収入では、返済が苦しいというなら、奨学金返済のために副業で収入を増やしてみてはどうですか。
ここ数年で、働き方改革の一環として「副業」が注目されてきており、ブログやアフィリエイト、FXなどの投資など様々なジャンルがあります。
どんなジャンルでも挑戦して、奨学金返済の一部に当ててみてはいかがでしょうか。
私の場合、月1万円でもいいから返済の足しにしたいと思い、副業という選択を選びました。
正直、奨学金の返済に当てたい思いではじめましたが、
今となっては、収入を得る以上に、色々なスキルも手に入れることができています。
今現在、「早く返済したい」「今の現状を変えたい」
そう思っている方は、副業をスタートしてみるのもいいかもしれません。
ただし、自分の健康や精神状態を崩してまでやるべきことではないので、
現在の自分の仕事量を見極め、無理をしない範囲で副業をはじめましょう。
5.最後に
現在、多くの若者が奨学金の返済を「苦しい」と感じているのが現状です。
しかし、最後に考えてほしいのは、みなさんは奨学金を何のために借りたのでしょう。
そして、奨学金は返済する義務があり、その返済の意思をお金を借りる前に確認したと思います。
お金を借りても、十分に教育を受けられない人もいます。
私たちが奨学金を返さないことによって、本当にお金を必要としている人が困るのです。
すぐに返さなければならない訳ではないので、
自分自身が無理のない範囲で奨学金の返済をしていきましょう。
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